用語集

cache partition

A subdivision of the cache storage in Traffic Server which is dedicated to objects for specific protocols, origins, or other rules. Defining and managing cache partitions is discussed in キャッシュの区分け.

client request

The HTTP request sent from the user agent (the client) to Traffic Server.

event loop

Code that executes callbacks in continuations from a queue of events.

event thread

A thread created by Traffic Server that has an event loop. Event loops drive activity in Traffic Server and are responsible for all network I/O handling, hook processing, and scheduled events.

global plugin

A plugin which operates on all transactions. Contrast with remap plugin.

header heap

A heap to manage transaction local memory for HTTP headers.

proxy request

The HTTP request sent from Traffic Server (the proxy) to the upstream.

remap plugin

A plugin which operates only on transactions matching specific remap rules as defined in remap.config. Contrast with global plugin.

variable sized class

A class where the instances vary in size. This is done by allocating a block of memory at least as large as the class and then constructing a class instance at the start of the block. The class must be provided the size of this extended memory during construction and is presumed to use it as part of the instance. This generally requires calling a helper function to create the instance and extra care when de-allocating.

オブジェクトストア

キャッシュオブジェクト のデータベース。

オリジンサーバー

Traffic Server にキャッシュされるコンテンツの元の発信源を提供する HTTP サーバー。

キャッシュ ID

キャッシュのオブジェクトの固定サイズの識別子として使用される 128 ビットの値です。 MD5 ハッシュ関数 を用いて キャッシュキー から計算されます。

キャッシュオブジェクト

キャッシュのデータの最小の自己完結した単位です。キャッシュオブジェクトはオリジンサーバーからのコンテンツストリームと等価な保存されたバージョンです。単一のオブジェクトは 代替 と呼ばれる複数の変形を持ち得ます。

キャッシュキー

キャッシュの オブジェクト の大域的にユニークな識別子のバイト列です。デフォルトではオブジェクトの URL が使用されます。

キャッシュストライプ

単一の キャッシュスパン におけるキャッシュの同質な永続ストアです。ストライプは常に一つの物理デバイスに全体的に置かれ、区別されないバイト列のスパンとして扱われます。これはストレージの最小の独立した単位です。

キャッシュスパン

storage.config の各行に記述された物理ストレージです。

キャッシュタグ

キャッシュ ID の下位数ビット(現在は 12)です。ディスクへアクセスする前に予備的な識別チェックを行うために キャッシュディレクトリ で使用されます。

キャッシュフラグメント

キャッシュ内のストレージの単位です。キャッシュの全ての読込みは常にちょうど一つのフラグメントを読み込みます。フラグメントはまとめて書き込まれるかも知れませんが、全ての書込みは常にフラグメントの整数になります。各フラグメントは キャッシュストレージにおける自身の位置情報を持つ ディレクトリエントリ に対応しています。

キャッシュボリューム

ユーザがキャッシュとして定義した永続ストレージの単位です。キャッシュボリュームは volume.config で定義されます。キャッシュボリュームは頑強性を高めるため キャッシュスパンを跨いで分散されます。特定のキャッシュスパンにおけるキャッシュボリュームの各セクションは キャッシュストライプ です。

ストレージユニット

キャッシュスパン の旧称です。

セッション

全てのリクエストとレスポンスをカバーする、クライアントから Traffic Server への単一のコネクションです。セッションはクライアントがコネクションをオープンした際に開始し、コネクションをクローズする際に終了します。

ディレクトリエントリ

キャッシュフラグメント を指すメモリに置かれるエントリです。

ディレクトリセグメント

隣接した バケット のグループです。セグメントあたりのバケット数はキャッシュストライプの間で変化する可能性がありますが、各 キャッシュストライプ は同じ数のバケットを持つ全てのセグメントのセットを持ちます。セグメントはフリーリストとハッシュバケットポインタのサイズを最小限にするため管理できます。

ディレクトリバケット

隣接した ディレクトリエントリ の固定サイズのグループです。ハッシュバケットのメンテナンスの最適化に使用されます。

トランザクション

クライアントのリクエストと、オリジンサーバーもしくはキャッシュからレスポンスです。トランザクションは Traffic Server がリクエストを受け付けた際に開始し、 Traffic Server がレスポンスを送る際に終了します。

代替

キャッシュオブジェクト の変形です。元々は VARY メカニズム を処理するために作られましたが、以来他の目的のためにも使われています。オブジェクトの全ての代替は何らかの方法で同質にならなければならず、同じストリームの形式に変化します。最も一般的な例はストリームの通常版と圧縮版を持つことです。

再確認

現在のキャッシュされたオブジェクトがまだ有効か確認することです。これは通常オリジンサーバがコンテンツの再送信をすることなくコンテンツの確認を行うことを可能にする If-Modified-Since リクエストを使って行われます。

新鮮でない

期限切れにはなっていないが、アルゴリズムで決定された経過時間には達した キャッシュオブジェクト の状態。その経過時間に達した状態ではオブジェクトの新鮮さを 再確認 するために オリジンサーバー に接続されるでしょう。 新鮮な の対義語です。

新鮮な

クライアントのリクエストに応じてキャッシュから直接配信することができる キャッシュオブジェクト の状態。新鮮なオブジェクトは オリジンサーバー で定義された有効期限を超えておらず、アルゴリズムで決定された 新鮮でない 経過時間にも達していません。

書込みカーソル

新しいデータが書き込まれる キャッシュストライプ の位置です。

継続

A callable object that contains state. This is a mechanism used by Traffic Server to implement callbacks and continued computations. Continued computations are critical to efficient processing of traffic because by avoiding any blocking operations that wait on external events. In any such case a continuation is used so that other processing can continue until the external event occurs. At that point the continuation is invoked to continue the suspended processing. This can be considered similar to co-routines.